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親鸞聖人が比叡山でご修行中、湖水や月を見て後生暗い心の解決できぬことに泣かれ、下山を覚悟せられたことを記した御文と、その根拠をかけ。

◯定水を凝すと雖も識浪頻に動き、心月を観ずと雖も妄雲猶覆う、而るに一息追がざれば千載に長く往く、何ぞ浮生の交衆を貪って徒に仮名の修学に疲れん、須らく勢利を抛って直に出離を悕うべし。

                  (歎徳文)

真宗聖典

P.755

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