8号47番
問
阿弥陀如来に救われると慶喜すると説かれているが、「慶喜」とはどんなことかを教えられている『唯信鈔文意』の御文を示せ。
答
◯この信心をうるを「慶喜」という。慶喜する人は諸仏とひとしき人と名く。「慶」はうべきことをえて後に慶ぶ意なり、信心をえて後によろこぶこころなり。「喜」はこころの内に常によろこぶこころ絶えずして憶念つねなるなり、踊躍するなり、「踊」は天におどるという、「躍」は地におどるという、よろこぶ心の極まりなきかたちをあらわすなり。信心をえたる人をば分陀利華に譬えたまえり。