145

親鸞聖人が比叡山でご修行中、湖水や月を見て後生暗い心の解決できぬことに泣かれ、下山を覚悟せられたことを記した御文と、その根拠をかけ。

◯定水を凝すと雖も識浪頻に動き、

心月を観ずと雖も妄雲猶覆う、

而るに一息追がざれば

千載に長く往く、

何ぞ浮生の交衆を貪って

徒に仮名の修学に疲れん、

須らく勢利を抛って

直に出離を悕うべし。

(歎徳文)

真宗聖典 P.755

関連著書

  • タブレット

    アニメをひらく →第1巻 第6回「下山の決意」

  • なぜ1 P126-133

    2部4章「診断 ─ 苦悩の根元は無明の闇」