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一切、金や物を持たぬ人でも布施ができると、

『雑宝蔵経』に教えられている

無財の七施をあげ、その簡単な意味を示せ。

◯眼施(げんせ) ─ 優しい温かい眼差しで周囲の人々を明るくすること。

◯和顔悦色施(わげんえっしょくせ) ─ 優しい微笑(ほほえみ)を湛(たた)えた笑顔で人に接すること。

◯言辞施(ごんじ) ─ 優しい言葉をかけること。

◯身施 ─ 肉体を使って人のため、社会のために働くこと。

◯心施 ─ 心から感謝の言葉を述べること。

◯床座施(しょうざせ) ─ 場所や席をゆずり合う親切。

◯房舎施(ぼうしゃせ) ─ 求める人、訪ねて来る人があれば一宿一飯の施しを与え、その労をねぎらう親切。

関連著書

  • 藤の巻

    37「金や物のない人は布施行できないのか」